セッション イン コンバセーション

先日バンド時代の友人たちと忘年会をしました。

ある友人の家に、互いにギターを持ち込み、食事の合間に
「セッション」をしたりもしていました。

特にブルースのような曲は、アドリブができる幅が広いので、
歌だったり、ギターソロを交互にまた相手の呼吸に合わせ行っています。

歌のところからここからギターソロに行く、というのは、
互いの呼吸を見ながら、ベストタイミングを計ります。

そういう自由度の高さから思いがけないいい感じの曲に仕上がったりするのです。

 


さて日常や仕事上の会話もこのような「セッション」であるべきかなと感じました。

互いの話している持ちネタ、背景、落ちなどから、
会話を自分の分野に融合させつつ、拡げていく。

そのためには相手の会話をしっかり聞いて咀嚼する必要があります。

よく仕事や日常の中で、会話がなかなかスムーズにいかない人もいますが、
そういう人は大抵相手を「聴くこと」が出来ていないことが多いです。

とにかく自分が話すことに主眼が置かれ、自分の主張のみに終始します。

音楽で例えるなら、独りよがりのストレス発散のカラオケのようなものです。

声を張り上げること、自分だけが気持ちいいというだけなので、声が大きすぎるし、
背景の音楽ともバランスがとれていない。

2,3曲でもういいです、といったようなカラオケです。

 

反対にスムーズな会話、発展性のある会話は、相手をよく聴き、
自分と融合させてどんどん話が盛り上がっていく感じがします。

まさに先の音楽セッションのように、新しい音、リズム感が生まれたりします。

私は幸運にもこのような会話セッションができる貴重な友人が3人くらいいますが、
彼らと話していると様々な副産物が生まれます。

 

・互いの知識/経験の整理になる
・自分が考えている領域を超えて、新しい発想が生まれる
・また次に会う時に自分が成長していたいとモチベーションがアップする

 

ギター/弾き語りセッションで、こんなことができたらいいなと
次回への自身のステップアップを誓ったような、そんな発展的な会話が理想ですね。


今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。

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