「セルフイメージ」を上げる

『自分のパフォーマンスを大きく伸ばす唯一の道は、

自分のセルフ・イメージをよくすることだ。

だから、「アイデアを呼ぶ男」になりたいなら、

次の二点を理解しておかなくてはならない。

 

第一に、成功するためにはセルフ・イメージが最も大切

ということを認識しよう。 あなたの性格、行動、

他人とどう付き合っていくか、どういう仕事をしていくか、

あなたの感情、信念、やる気、向上心、才能、能力、すべては

セルフ・イメージに影響されている。

いやコントロールされているのだ。

 

第二に、アメリカの行動心理学者ウィリアム・ジェームズが

言うところの 「人間は自分の気持ちを変えることで

人生を変えることが出来る」というものである。

 

フランスの哲学者ジャン・ポール・サルトルはこう述べている。

「人間は自分が考えている通りの存在だ」

 

ロシアのチェーホフはこう言った。

「人間は自分が思っている姿そのものだ」

 

私があなたに求めているのは、小さな発想の転換だ。

「心は心を変えることが出来る」という考えを受け入れてほしい。

これは事実なのだから。

そして自分のセルフ・イメージを変えていこう。』

 

(アイデアのヒント;ジャック・フォスター)  

 

 

スポーツでイメージトレーニングが大事ということは

よく聞きますよね。

例えばサッカーのフリーキックなら、キッカーはかならず

ゴールイメージをもってシュートしていると思うのですよね。

自分のボールの回転、カーブのかかり具合、壁が飛んだ高さ、

キーパーの動き、タイミング。。

イメージが先にあって、その先に成功(ゴール)があると

思うのです。

仮にキッカーが「これは入らないな」などと思っていたら

絶対入らないと思うんです。  

 

私はスポーツでいうとビリヤードを結構真剣にやっていた

のですが、 あれもイメージでほとんどすべてが決まるのですよね。

例えば難しいショットの時、ちょっとでも外れたイメージが

自分の中に入ると本当に、絶対に入りません。

 

でも自分がノッテいて、入るイメージがしっかりできている時は

逆にいつもは入らない球でも入ってしまうことも多いのです。

「イメージ」の力ですね。  

 

これらは日々を過ごすときの「セルフ・イメージ」に当てはめても

まったく同じ話だと思います。

 

セルフイメージを上げ、成功を手にしていきましょう。

今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。

天才からのアプローチのヒント

『エジソンの発明のもととなった思考には、私たちが学ぶべき

独自のアプローチと 独特のサイクルがあります。

それらは、私たちがナチュラルマインドセットを

身につけるうえでも大変参考になります。

 

 「今聞いた音を、もう一度聞かせてみる」⇒蓄音機

「今見たものを、画面に映してみせる」⇒映像機

「地球から夜をなくしてみせる」⇒電球

 

エジソンの逸話から彼のマインドセットに触れることができます。

「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの汗である」

という名言について。

 

よく汗を流せば成功するとの解釈をされるが、それは間違いだ。

 ひらめきのない努力は意味がないと言いたかった。 というのが

エジソンの本意です。

 

白熱電球の実験での失敗が1万回を超えたときの

エジソンと助手のフランシス・ジェールとの会話。

「オヤジさん、1万回も失敗して、まだ続けるんですか」

「それは失敗じゃない。

 うまくいかない方法を1万回も発見したんだ」』

 

(天才のノート術~連想が連想を呼ぶマインドマップ;内山雅人)   大

 

 

学の授業がつまらなくて、授業中に図書館にこもって

本を読んでいました。その中に、

物理学において歴史が変わるような法則の発見を

した人たちに、普通に優秀に学生生活を送っていた人は

実は少ない

学業という世界では劣等生であったり、授業と違うことを

考えていたということが ある本に書いてありました。

 

ある意味「なるほどな」と納得したことがあります。  

 

学生生活では一万回失敗することはある意味許されない。

一発のテストで、「先生の考えている範囲」において

いかに効率的に物事を記憶しているか、

を基本的には問われます。

独自のアプローチは歓迎されません。  

 

でも実は、現実社会においては、まず 、

絶対的な答えは存在しない

のでそれを自分自身で探して見つけていかなければならない

という命題が存在します。

そしてそれに向かって一発で成功できることはまずなくて、

「自分で試して修正して」 を繰り返していくことが

すべてにおいて大事なんですよね。

 

天才のアプローチから、今一度私たちのマインドセットを

見直してみたいですね。

 

今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。

「パーソナリティ」を確立する

私は立川談志さんが好きです。

皆さんはご存知でしょうか。

 

もう故人の方ですが、現代落語界の異端児で、

よく世間からは奇才と呼ばれていました。

 

落語会には伝統があります。

古典落語から脈々と受け継がれている「型」があり、

基本的にはそれを継承していく世界なのです。

 

でも談志さんがすごいのはその古典落語を

現代版として解釈し直した」 ということなのです。

話にも独自の解釈を与えたり、特に落語の話に入る前の

枕(まくら)でこの人の右に出る人はいないと思います。

 

そしてこの人のすごさは「パーソナリティ」です。

私は「立川談志さんの」落語は好きです。

でも落語が好きかというとそうでもない。

立川談志さんが「解釈した」落語が好きということです。

パーソナリティに魅かれているということです。

 

個人が情報発信する時代です。

パーソナリティーを強めていきたいですね。

 

今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。

雰囲気の正体

先日ギタリスト同士が語り合う番組でこんなことを言っていて、
すごく共感しました。

「音楽にはウソが含まれない、というか含むことができない。
音を出せばその人がそのまま出る。ごまかしがきかない。」

「Am/Dmなどマイナーコードなら悲しいという感覚・雰囲気があって、
これは世界共通言語になっている。
これは学校で教わる云々ではなく、コードを知ってその雰囲気が分かれば
だれでも感じられるようなことである。」

そして逆に通常の言葉(会話)の中にはウソ、ごかましのような部分が常にあって、
それがトラブルのもとになったりする。

Face to faceでの音楽のセッションは相手がそのまま見える
コミュニケーションなのだと。


確かに思い返してみて、私の青春時代にはまったあるバンドの音楽性、歌詞の共感性、
そしてバンド全体が生み出す透明感みたいものは、そのバンドマンたちそのものを
反映していました。

また私の好きなある歌い手は、どんな曲を歌っても「その人の歌」にしてしまうような
人で、その裏にあるのはボーカルの技術だけでなく、
多分な感情を理解できる繊細なその人のパーソナリティなのかなとも感じます。

そしてそれらが音楽を通してぱっと外に出る(出てしまう)のですね。

 


我々に落とし込んで考えてみても、よく、

「40を過ぎたら顔が履歴書」

と言われるように、今までの人間性が顔にでるものかなと感じます。

物事を素直な心で見つめ真実を述べていくこと
権威にへつらうことなく、時には皆の反対に行くことを恐れない勇気をもつこと

そんな正攻法を貫き、すがすがしく生きていきたい、またそういうものが自然に
でたらいいなと思いました。


今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。

ダイレクト・トーク

ちょっと前に知人が二人ほど自動翻訳ソフト、〇〇トークを購入していました。

彼らは仕事の都合上、海外に赴任せねばならなくなってあまり語学が得意でなかったので、翻訳ソフトが必要とのことでした。

最初は画期的なソフトの機能に興奮気味でしたが、しばらくして会ったらそれをあまり使っていないようで、それぞれその土地の言語を学びなおしていました。

私も中国語が話せないのですが、仕事上中国に行くことがありますが、
業務中は優秀な通訳の人がいてくれたりして困りませんが、
例えば2次会でバーなどで個人と話すときなどは、直接対話できたほうがいいなと感じます。

Google翻訳のアプリをスマホで使って、それ経由で相手と意思疎通はできますが、やはり機械経由の対話はもどかしく感じます。


翻訳ソフトなどが進んで多言語の能力はそれほど必要なくなるようなことが言われていますが、やはり「直接対話」ができることの重要性は変わらないと思います。

メイン言語である英語・中国語に加え、訪問するその土地の簡単な挨拶の言語を習得することのメリットは多くあると思います。

また言語を知ることは同時にその国の文化を知ることにもつながるからです。

私たちも日本で海外の人に片言の日本語でも話しかけてくれると嬉しくなりますからね。


この「直接対話」ということころはコミュニケーション手法においても拡張できます。

仕事の通信の手段として、対話、電話、メール、SNSなど様々な手段があります。

海外と多く接する仕事柄、私も大事な案件では、やはり現地へ赴いて直接対話をすることが多いです。

また経費をかけられないときは、主旨はメールを打つにしてもそのあと電話でもフォローアップをするように心がけています。

この間メールを中心に連絡をとっていたある方が、先方とだいぶ認識がずれていたようで、こちらが正確に文面を書いたつもりでも、文面のみで相手にすべてが伝わるのはかなり難しいと認識されたようです。


自分の言葉で、直接対話することの重要性を今一度かみしめてみたいです。

今日もも成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

いまをいきる

ある言葉を紹介され胸に響きました。

「『機縁』に感謝し、人に誠意をもって接しなさい」

 

先週末から妻が熱で寝込んでしまったので、週末にかけては、
息子との時間が多くなりました。

3回の食事、買い物、着替え、お風呂、遊び(公園などで)と
かなりの時間を幼児の息子と一緒でした。

息子が言う事を聞かずぐずったりもしたので、叱ったりするシーンも
ありましたが、

「こうやって親子で四六時中一緒にいる時間も実はそう長くない」

とも感じ、思ったより楽しめました。

多分、これから息子が成長していけば、自分で色々やっていくようになり、
学校や塾、習い事などに行くようになれば、親子で一緒にというのは実は
そんなにたくさん時間があるのではないのかなとも思いました。

まさにこれも「機縁」という事かもしれません。


一般的に「縁」ということはよく使うし、私も感じていました。

それに「機」という言葉を合わせることによって、

「今」「この時期に」「この瞬間に」

という意味が加わり1つのシャープな深い言葉にも変わると感じます。


もう少し拡張していくと、例えば仕事においてもありますよね。

私は数社に転職をしたので、今は話すことはないけれども、
前職以前の関わった人たち、お世話になった人達が結構います。

今思えば一つ一つがその時の「機縁」だったような気がします。

その機に対して全力だった分、残る思い出も大きいですね。


この機縁の概念は過去・未来の人生すべてのシーンに拡張できると思います。

それらが当たり前のことではなく、人生から見れば意外とそれほど長くないと思うと、その物事に対する態度が変わってきたり、感謝を持てるものかなとも思います。


「機縁」に感謝し、今日も悔いなく生き切りたいです。

今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。

集中するための絶対「4プロセス」

私がビリヤードでつかんだ集中のための明確な4プロセスがあります。

①よくみろ(状況把握
②どうする(作戦
③こうする(シミュレーション
④そうしろ(実行


自分の番が回ってきて、
ビリヤード台で今からプレーする(玉を撞く)ことを想像して見てください。


①まず台の状況を確認します。

玉の状況、他のボールで穴がふさがっている玉や、
ボール同士がくっついている所などトラブルボールの把握をします。

キュー先(タップ)につけるチョークが転がっていたりしないか、
倒れて置かれていたりしないかなどもチェックします。
(こういった細かいところが後々のショットの精度に影響したりします)


②次に作戦を立てていきます。

さきほどのトラブルボールを中心にどうショットを組み立てていくかを
考えていきます。
(どこかの時点でそのトラブルを壊し(崩し)ながら、球を処理していきます)

さらに、
三個先の撞く玉(手玉)ポジションを考え、ボールの撞く角度、回転、
強さなどを決めます。


③三番目に、その決めたショットのシミュレーションをします。

ショットした後、的玉をポケットして手玉が理想的な状況に
来るかを頭にありありとした映像としてイメージするのです。


④最後のプロセスで実行します。

ここでは玉を正確(位置、回転、力加減)に撞く以外の思考は一切入りません、
本当に実行あるのみです。

すべての作戦とイメージが固まったのでもう迷いを持ってはいけないのです。

仮にうまくいかないイメージが湧いたとしたら、
最初の①からのプロセスを「やり直して」、
迷いを断ち切る状態にしてショット(④)に備えるのです。

 


これはビリヤードだけのことではないと思っています。

実は自分の実行するすべてのことに対しての「集中法」となります。

①②は多くのの人が考えていますが、③④が忘れがちです。

ひたすら実行だけをする人、言うなればがむしゃらに仕事をしてしまったりする
事を指すかもしれません。

成功のイメージを持たないまま作業や業務を行っても、大抵はうまくいきません。

そして④で大事なところ、①~③で十分に検討してイメージまでもったことについて、
一切の迷いを捨てるという事です。

行動に疑いをもっていたらどんなことも成功はおぼつかないですよね。

十分な状況把握(①)と作戦(②)を立てたのだから、④の段階では、
行動そのものに焦点が当たっているのです。

もう④の段階では「実行あるのみ」なのです。

ちょっと油断すると私も③④がおろそかになることがあるので、
「4つの集中のプロセス」を思い出して、日々確信を持った実行をしたいと思っています。

 

今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。

「線になる」ことを信じる

前に何かの記事で読んで分類だけ記憶しているのですが、

一から積み上げで証明していく数学が〇式数学。
また一からの検証ではなく、ある範囲の論理性を確かめそれを発展されていく
△式数学というのがあるらしいです。

〇式はすべての論理性が担保されないと間違いとされるが、
△式はある範囲の論理性が証明されればそれを良しとして進んでいく学問
体系のようなのです。

私は人生においては後者の△式が適しているかなと感じています。

最初からすべて論理性を確保して進んでいく〇式のようなやり方は、
出発点が間違っていたり、一度論理性に躓くようなことが起こってしまった場合、前に進めなくなってしまうことも多くなるように感じます。

たとえば人生のある時期まではこういう信念で生きてきたが、
何かをきっかけに目が開けて視野が広くなる瞬間が都度あって、
そのたびに考え直して見たり方向性を変えてみようと思う事もあるわけです。

そんな時、今までやってきたことが決して間違いということではなく、
今回のことを気づくための一連の流れだったと思うわけです。

有名な事業家の言葉にもあります。

「今までまったくつながっていなかったドット(点)とドットがある日
急に線になる(線になることに気づく)。」

そのドットの打ち方は、人生のキャンバスの中で、
人の個性や環境によってつけ方や位置が違うわけで、
ドットが線になるタイミングも人によって違います。

また人生の早い時期にドットと線を見つけてしまう人もいるけど、
その後の人生でもっと広い範囲のドットを見つけ、
さらに線を描くことに気づくこともあります。

ドットを「経験や体験」、線を「幸せや成功」ととらえれば、
人といたずらに比べることなく、各自が自分の環境中で精一杯、
美しい線を引くためのドットを刻む努力をすればいいのかもしれません。

今日もドットを刻みますが、自分の中で線になる瞬間を楽しみに
過ごしたいですね。

今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。