資本主義から〇〇へ ①

『資本主義上のお金というものが現実世界の価値を正しく認識・評価できなく なっています。 今後は可視化された「資本」でなく、お金などの資本に変換される前の 「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想できます。 私はこの流れを「価値主義」と呼んでいます。 資本主義では一番大事なことは資本を最大化すること、簡単に言えば、 「お金を増やすこと」を追及することです。 どれだけ人々が熱中していて膨大なユーザーがサービスを利用して いてくれていても、それらが「お金」という形に換えられなければ 資本主義では存在しないものと扱われてしまいます。 価値主義ではその名の通り価値を最大化しておくことが最も重要です。 価値とは非常に曖昧な言葉ですが、経済的には人間の欲望を満たす実世界での 実用性(使用価値・利用価値)を指す場合や、倫理的・精神的な観点から 真・善・美など人間社会の存続にプラスになるような概念を指す場合もあります。 興奮・好意・羨望などの人間の持つ感情や、共感・信用などの観念的なものも、 消費することはできませんが立派な価値と言えます。』 (お金2.0;佐藤航陽 資本主義から価値主義へ)   非常に納得できた本の一節だったので、シェアさせて頂きました。 この内容は深いので何回かにわたってお伝えすることになるかもしれません。 資本主義が発展して、金融工学が発展していきました。 お金からお金を増やす、ということを追及していくと、 いままでツールでしかなかったお金というもの自体が「目的化」して、 現在の蓄積されたお金は使い道を求めて行き場を失っています。   以前、有名個人投資家のもとでパートナーとして働いていたことをご紹介いたしましたが (ブログ;物が売れない時代に。。 Influencer (インフルエンサー) をご参照)、それ自体すごく稀有な体験だったのですが、お金というものについて深く考えるきっかけを与えてくれた出来事になりました。 その巷では幸せな大富豪とされていましたが、内情は現在の○○億の財産の 処し方と家族などの人間関係に四六時中神経を使っていました。 私は彼の株のポートフォリオも見させてもらい知っていましたが、 PER(株価収益率)をみてよい会社に株を入れ替えると何千万円という差益が 彼の懐には生まれました。 そして年度末には億単位の配当収益がありました。 そしてよく私にこう言っていました。 「楓さん、お金なんてね、実は幻だからね」 間近に、必ずしも「お金=幸せ」ではない事例を見たのです。   お金がなくて人にコントロールされるのは嫌ですが、 お金を増やすことだけが目的になり、人生の意味を見出せなくなるのはもっと避けたいことかもしれません。 そこで新しい尺度を基準にすればいいのではないか? 取り上げた、 「価値主義」 という考え方です。   「興奮・好意・羨望などの人間の持つ感情や、共感・信用などの観念的なものも、 消費することはできませんが立派な価値と言えます。」 まさにネットビジネスの情報発信における本質的なものを謳っています。 例えばインフラ的な、プラットフォーム型ネット企業というのは、 まず先に無料でユーザーを集めます。 そしてその中のコミュニティーを運営できるような評価尺度を作って、 お金だけではない価値を定義しているのです。 読者・フォロワーの存在などは自分を評価いただいているという自分にとって内面的な 「価値」であります。 これだけではありませんが、そういった「価値を最大化させておく」ことが次の時代に おける大きな資産となるのです。   今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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