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『グローバル経済全体がアトムから手に触れられないビットへ移行している。
所有からアクセスへと移っている。
コピーの価値からネットワークの価値へと傾いている。
常に留まることなく増加していく
リミックスの世界へと不可逆的に向かっている。
法律はゆっくりとだが、それを追っていくだろう。
そうなると、リミックスの世界で新しい法律がすべきことは何なのだろうか?
今ある素材を分配することは尊重すべき必要な作業だ。
ローマーやアーサーなどの経済学者が指摘するように、
組み替えることこそがイノベーションの、そして富の、唯一の源泉なのだ。
「それは借り手によって違うものに変えられたか?」
という問いから始めてみるのはどうだろう。
「変わっていく」かどうかは強力なテストとなる。
それは、「なっていく」ことを言い換えたものだからだ。
「変わっていく」とはつまり、
今日我々によって想像されたものが、明日には何か違うものになる、もしくはなるべきだということだ。
手付かずで変わらないままのものなど何もない。』
(<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則;ケヴィン・ケリー)
少し前にあった日本のPOP音楽の著作権の騒動を覚えていますか?
どんな曲が対象だったかすっかり忘れてしまいましたが、ある曲(A)がある別の曲(B)の曲とメロディーが似ていて、Aの作曲者がBの作曲者を「盗作」だ、と訴えた事件でした。
デザインの世界でも、東京オリンピックのロゴのデザイナーが、どこかからの盗作だと訴えられた事件も記憶にあると思います。
正直な感想として、
「そんなこと言ってしまえば、世の中探そうと思えば彼らの言う盗作だらけではないか」
「違う視点で見たら、それは
旧作品の再創造という素晴らしい行為、活動につながるのではないか」
と思いました。
私はギター弾き語りの歌本を買って、アコースティックギターでぽろぽろ弾くのが好きですが、JPOPのコード進行やメロディーを知れば、パターンはそれほど多くないかなとも思っています。
ヒットの鉄板のコード進行などは結構あって、そういったものを時代の感性の高いアーティストが自分の個性をふんだんに入れてやるから、オリジナリティをもつとも言えるのではとも思います。
こことここが似ている、盗作だ、という視点を持つか、
そういう感性の似たアーティスト同士が集まってもっと面白いことをやろうとするか、みたいな「
視点の違い」なのかなとも思います。
特にインターネットの中の世界はデジタル化されています。
デジタル化されたコンテンツ(文章、音声、映像、楽曲)はリミックスされて、新たな命を吹き込まれる可能性を常に持っているのではないでしょうか。
だから私たちがやるべきはそれらを必死に所有する、独占しようとするのではなく、「
それらを発している源泉の価値」を表すのが時代にあったやり方かも知れません。
ハーバード大学の講義はインターネットでだれでもアクセスできて広聴できます。
Youtubeを見れば、さまざまな有名なアーティストたちが名曲をカバーして発表しています。
オリジナルと全然違う新しい世界観を表現したものも多くあります。
情報を出している
源泉の価値が高まる。
最初に作り出した
オリジナルの良さは俄然残っている。
それが
デジタル時代の新の情報発信者のスタンスであり、
同時に情報を取捨選択するアレンジャー(アフィリエイター)にもなり得るのである。
ネットビジネスは、情報を取捨選択し、新しい価値を吹き込むビジネスです。
その解釈の数だけ、情報発信者の数だけ新しい創造があり、
ビジネスの価値を生みだしているのです。
そう考えると日ごろの情報発信のスタンスも自ずと変わってきます。
「コピーの価値からネットワークの価値へと傾いている。
常に留まることなく増加していくリミックスの世界へと不可逆的に向かっている。」
そんな最高にクリエイティブな世界にあなたも参加してみませんか?

今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。