感覚値を言語化する

少し前のブログ(「セルフイメージ」を上げる)でビリヤードを通してのイメージの重要性についてお伝えしました。 今回も趣味のビリヤードつながりで一つご紹介します。 私がビリヤードを上達したときに参考にした、あるすごくいい本があって、今は書店にはなくなってしまったようですが、ものすごく中身の濃い本でした。 どういうことかというと、ビリヤードのプレーにおいて大事な「感覚」について多く書かれたものだったからです。   理論的なビリヤードの球の動き、ぶつかった球は直角に飛散していくとか、こういうポイントを狙うと、球はこういう方向に飛び、球がポケットに入る。 そういった理論を解説している本は一般には多いです。   でも例えば、 キュー(ビリヤードの球を撞く棒)の振り方のポイント(感覚的なもの) 集中力の持って行き方(球を撞く前の、プレーヤーの理想的な思考) とかは普通は書いたものはないのです。 でもその本には、そういった感覚的なもの、大事なものがたくさん書かれていました。 前書きを見ると、あるビリヤード場で書きためた、プレーヤーの上達日記・研究会などの実践的なメモをまとめたものだったのです。   ここはすごく重要な点で、ビリヤード以外においても、そういった感覚値的なものが重要です。 私はその本(実践メモ集)を片っ端から読んで、ビリヤード場で自分で実際プレーして試し、また本に戻って自分の感覚と本の内容のフィードバックをその本に書き足していきました。 半年後、本のすべての文章にアンダーラインが魅かれ、余白は自分のメモで埋まりました。 結果どうなったでしょう。 手前味噌で恐縮ですが、その時にはそのビリヤード上のエースになり、大会でも上位に入る実力をつけることが出来たのです。   何かを学ぶとき、単に理論的なものではなく、 「感覚値的なものを言語化」 しているかということが重要です。 しっかりと感覚的なものを教わる、教えてくれる人・ものを選ぶ、という視点ですね。   ネットビジネスのすごいところは、その好調の感覚をひたすら積み上げ、言語化・音声化・映像化することが出来ることです。 つまり作品を生み出した最好調のテンションで、自動で価値を人に「伝え続ける」ことが出来るのです。 すごくないですか? 私は社会人最初のころ、会社員として営業をしていたことがあります。 新規開拓でまだ自分の会社のことを知らない顧客へ一生懸命アプローチしていました。 例えば客先へのプレゼンテーションを考えてみてください。 自分の体調、テンションの好不調によって、パフォーマンスが結構変わりませんか。 自分の最高にうまくいったプレゼンなど数えるほどしかないのが普通です。   ネットビジネスでのセールスを考えてください。 最高のプレゼンは録画されます。 メルマガなら文章で記録されます。 音声はその時のハイテンションで電子信号化されます。 そしてそれらはそのままサーバーに残ります。 半永久的にそのプレゼンテーションを自動で繰り返すことができます。 そんなことが出来るのですよ。 そしてあらかじめ抽出したコアなお客様にそれをピンポイントで届けることができる。 だから圧倒的な成果を獲得できるのです。 こんな風に感覚的にネットビジネスのすごさをとらえると、 「このビジネスがいかに洗練されているか」 が分かると思います。 こんな素晴らしいノウハウが自分の中に蓄積されていくビジネスをやってみませんか。 半年後、1年後、3年後にあなたが獲得しているスキル、成果の大きさに驚くと思います。   今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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