人に何かを伝えるとき、本質は同じでも「角度を変えて表現する」
必要があります。
それは様々な事象の本質は、一見別のものとして見えていたり、
人の認識がなくまったく視点から外れていたりすることがあるからです。
そのやり方として一つ目はだれでも分かる具体例を示して、
本質を探り出すというやり方です。
またもうひとつとして、ちょっと普通ではそこから見えないといった
ところから本質を抜いてくることもあります。
これは人々に本質に興味をもってもらう一つの手段でもあります。
たとえばビジネスの本質を抜き出すのに、日常生活の例を出すことです。
いつも行っているスーパーやデパートなど、自分が消費者の立場として
見えている世界を共有します。
そこから取り上げた本質が正しいという論拠で行くのです。
また例えば自分が趣味でやっている音楽の世界から、
その対象を 説明するのが効果的なこともあります。
音楽から「表現」というワードをチョイスして、
対象上での表現と重ね合わせるのです。
人々が本質に迫ろうとしたとき、その人その人の経験の度合いによって
響く言葉が違うので、表現者側はより伝わりやすい様々な例を用いて
本質を表現する必要があります。
これらはコミュニケーションの本質なので、
日常生活でもビジネスでもあらゆるシーンで応用が可能です。
今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。