「生産性」を考えてみる

世の中で少子化が嘆かれています。 その結果、その延長上として労働力不足そして、 一人当たりの生産性×労働人口 の労働人口が減少し日本の競争力がなくなるという報道がありました。 でもそこで忘れている観点、「一人当たりの生産性」について思いを馳せました。   会社員時代、日系の海外拠点を持つ会社にいました。 管理系の子会社統括の立場として海外を何か国も回りましたが、 たとえば現地ローカルの管理マネージャーのレベルの高さに驚いたものです。 そして思ったのが、一円当たりの生産性として日本人は優っているのか?という素朴な疑問です。 確かに子会社のスタッフと比べて、日本人はいろいろな機会も多いし、相対的なスキルで少しは上回っているかもしれない。 でも「一円当たり」の生産性は彼らのほうがはるかに高いなと思いました。 たとえばある日本人が生み出す生産性が100で、海外スタッフが80だとしても、 給与は日本人は彼らの2倍、3倍もらっているので、一円当たり生産性は、海外スタッフのほうが、1.5倍~2.5倍くらいになってしまうからです。 直接的な生産性では、海外の安い労働力に負けてしまう。 そして単純作業に近ければ近いほど、その負けるスピードが速くなります。   すこし回り道をしましたが、労働人口が落ちて国の生産性が落ちるという考え方はちょっと早急な考え方ではないでしょうか。 「一人当たりの生産性」を上げる工夫をして、全体の生産性の掛け算のもう片方のファクターを上げる時期に来ていると思うのです。 残業問題も、業務時間だけに焦点を合わせていると同様に見当違いになるのです。   起業の観点でもそういう意識があります。 従来の、組織を築き上げ、規模を拡大していく従来のスタイルでは、一人当たりの生産性、時間当たりの生産性がどうしても低くなってしまう。 ただでさえ、日本人の作業スタッフという意味での高い人件費や、家賃等のコストは、普通にやっていたらビジネスの生産性を圧迫します。 そういう意味でそれらを解決するツールはインターネット以外にないと考えるのです。 情報ビジネスの仕組は、 集客⇒教育⇒販売 まで、頑張ればたった一人で構築できます。PC一つの作業ですので場所のコストもありません。 圧倒的に生産性が違うのです。 情報ビジネスだけでなく、ほぼすべてのスモールビジネスがこの原理を応用できるので、もし現在の個人事業主の方々が利用すれば生産性のレベルを各段に上げられると思うのです。   同志の皆さん、ビジネスの生産性を数倍に上げてみませんか? 僕たちの子ども、孫の世代が世界に誇れる生産性の高い日本国にしませんか? 1000兆円の借金も吹き飛ばせるのではないでしょうか。   今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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