未来を創る「起業家精神」に触れて

この休みにどっぷりはまってしまった書籍がありました。 0から1を生み出す思考についての本で、著者は今IT業界で有名になっている 起業家・投資家の一人です。 彼の思考は、専門のビジネス・投資といった枠を超えて、日常や社会の隅々まで行き渡っていました。 その世の中と起業にまつわるイノヴェーションのとらえ方が首尾一貫して非常に刺激的でした。   今は「0から1を生み出す」ことにこだわり続けている彼も、最初のスタートは非常にエリートコース、法科大学院から裁判官を目指すキャリアからスタートします。 ただ思っていたエリート職の選考に落ちたことがきっかけで、 限られた枠での過当競争に疑問を抱き、起業家の道を選びます。 ベンチャー起業家として成功した後は、ベンチャーファンド投資家として活躍している現在です。 「多くの人がとらえていない、隠された真実」に常に考えている彼は、 世界を変えるほど成功したベンチャーには必ずその要素を含んでいると言います。 現在流行りの、世の中の流れを掴みそこに乗っていくスタートアップとは一線を画すものだ、と喝破します。 そういう世の中の誰かの模倣を基本としている起業は、 最終的には過当競争となり衰退が間逃れないと。 逆に「多くの人がとらえていない、隠された真実」に気づき挑戦する会社は、それが形になったとき市場を「独占」し大きな実りとともに社会を「変革」するという事なのです。   0から1を生み出すということは簡単ではないことですが、 ネットビジネス、情報ビジネスに携わるものも忘れてはいけないポイントかなと思います。 いままで何でもなかった商品やサービスが、「情報」という付加価値をつけることによって、本来の価値が見いだされるということなのです。 これはゼロからイチにすることに匹敵するものと思っています。 どういう展開で物事を説明するのか どういう見せ方でプレゼンするのか どういった情報を与えたほうが効果的なのか 物事に隠された魅力を表に出す手法、 そういったものを扱い、マスターするのが情報ビジネスなのです。   今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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