アイデアを「抽出」する方法
先日のブログ(ブログ;とにかく「試して」失敗しよう もご参照)の続・番外編①として、アイデアを抽出する方法をお伝えしたいと思います。
日々改善していく
とくかく色々試していくこと
偶然を通過させない
という主人公が、発明家の老人から教わった重要ポイントがあって、
そのために「日常からアイデアをいかに抽出するか」ということがありました。
老人は言います。
「気を付けていれば、日常のあらゆるところにヒントが転がっているがわかるよ」
「あらゆるところに?」
主人公はいささか面を食らいます。
だってコカ・コーラもリーバイスも「聡明な発見者」だったから
事業家になれたのではないか、と困惑します。
(ブログ;とにかく「試して」失敗しよう もご参照)
老人は言います。
「それは違う」
実例で示そうと、空港で暇そうにしている警備員を巻き込んで、
「アイデアの生み出し講義」を展開します。
警備員が仕事を休む言い訳を色々生み出したいという事に対して、
いままで使った休みの言い訳を6個ほどリストアップしてもらいました。
・家のボイラーが爆発して、一日修理に立ち合いが必要だった。
・おばさんの犬が逃げ出して、探しに行ったおばさんが犬とともに迷子になって
彼女を探さなくてはならなくなった
・家族が警察官に職務質問を受け、彼らの迎えで警察署に行かなくてはならなかった
などなど。。。
老人は言います。
「悪くはないが、タバスコほどピリッとしたものもない。
ハッとするようなことはサイコロの目を足したときに起きるものだ。」
言い分け文言を前半の部分と後半部分に分け、それぞれに1~6の番号を振る。
サイコロを2回投げ、出た目の文章を抽出し組み合わせる。
組み合わせた言い訳の文章は摩訶不思議になることもあるが、
10個に一つ、ハッとするいいものができることがあるということです。
それがいいアイデアかどうかはその警備員の上司がこういってくれるかどうかで測れる。
「そんな言い訳は今まで聞いたことがない。それは本当に違いない。」(w)
ポイントは、「新しいアイデア」のもととなったのは何かということ。
それは「古いアイデア」ということです。
こうした方法をとれば、日常のあらゆるところから発想のヒントを得られることになりますね。
どんな退屈な仕事(と思える)でも、仕事の工程を細かくリストアップし、
取捨選択したり組み合わせたりすれば、新しい発想が生まれるということです。
ネットビジネス、アフィリエイトにおいても大いに参考になる教えです。
我々はコンテンツ提供業として成り立っているわけですから、
日々コンテンツを生み出し続けること
ビジネスプロセスを改善し続けること
が生命線なのです。
そのために、
日々改善していく
とくかく色々試していくこと
アイデアを無数に生み出す(出せる)こと
この3つの心がけでやっていきましょう。
今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。