訴求ポイントを観る
3年半以上使っていた家の掃除機の動きが悪くなってきたので、
近くの家電量販店に新しいものを探しに行きました。
最終的に購入したのは○イソン社の掃除機です。
決め手はやはり吸引力、そして真摯でそつのない販売員の製品紹介でした。
みなさんもこの会社の印象的なコマーシャルを見たことをあると思います。
私の場合は、妻に口コミで友人のユーザーからの感触が入っていたのも大きかったでしょうか。
その家電量販店の掃除機コーナーにあった、日本の家電各社の同価格帯の競合品がありましたが。。
残念ですが、○イソンと比べると製品特徴がほとんど感じられなかったです。
これではプロモーションをしていたのも相まって、日本の家電メーカーを選ぶお客は少ないかもな、とも思いました。
とにかく○イソン社のすごく強い訴求メッセージは、吸引力、そしてそれを支える強力なモーター。
顧客が魅力を感じているところで、普通の掃除機では吸えない、
例えば布団の人間の皮膚のカスなどの写真を見せられたら。。
やはりこれに決めてしまうんではないでしょうか。
唯一三○電機で一社だけコンセプトの違う掃除機を出していました。
コードレスのものですが、外観は部屋のオブジェのように違和感のないデザイン。
特徴を探っていくと、掃除機をしての機能はもちろん、置いていあるときには空気清浄機としての機能がついていました。
なかなか面白いコンセプトだなと思いました。
また○イソンと真っ向勝負しないで、逆の訴求ポイントから売り出しているのが見えました。
以上から商品の訴求ポイントとして学んだことが2点ありました。
・○イソンのように徹底的に掃除機の機能、とくに吸引力にフォーカスして強いメッセージを出していく。さらに写真などでその証拠を徹底的に固めていく。
・三○電機のように、機能はそこそこでも、デザイン、掃除機を置いてあるときの部屋とのマッチングを売りにすること。
さらに付加機能として空気清浄機(他の機能でもいいかもしれません)などを着けていくこと。
○イソンとの真っ向勝負をさけ、自分の土俵で勝負できることが利点。
ネットビジネスの情報発信においてもそれらを参考にすることできます。
まず自分の商品・サービスがもう認知されているなら、徹底的にその利点を補強するような証拠を固めていく。
たとえば顧客の声などですね。
そして徹底させることでブランド化させることもできるでしょう。
そして仮に競合のメッセージが強く、まだ自分が認知されない、されにくい状態にあるとしたら、メッセージの角度、解釈を変えていくこといいと思います。
例えば本質は一緒でも、言い方や表現を自分なりに変えていくということです。
今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。