「考えること」を今一度考える

『知識と情報というのは、いずれにせよデータです。

「知識」とはすでに自分の中にあるデータ、
「情報」とは自分の外にあるデータです。

つまり、「考える」とは、自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを
加工しながら、結論を導き出すことなのです。

結論を出していくためには、「自分に問いを立ててみる」のがよいと思います。

まずは根拠を並べて、だから何なのかと問うてみる。

そして出てきた答えに対して、「ファイナルアンサー?」
「本当か?」と問うてみましょう。』

(1分で話せ~世界のトップが絶賛した大事なこと;伊藤羊一)

1分でスピーチをまとめてしまうプレゼンの名手からのヒントです。

常にこの考え方をもとに頭の中のロジック、プレゼン資料のロジックを
まとめているからこそ、誰にでもどんな場面でも、即時にわかりやすく伝わるプレゼンができるのです。

前に「必要性」を考えるというテーマ
(ブログ;さきに「必要性」ありきで学ぶ もご参照)で、
そもそも何をやっているのかを意識することが大事ということをお伝えしましたが、今回はその違った角度からのアプローチになります。

卒業した後に活躍するための能力を付けるために大学に行くはずが、
大学そのものを卒業すること、それも人よりも偏差値の高い大学を卒業すること自体が目標になってしまった大学教育の根本的な問題も一つの例です。

手段が目的化してはいけないのです。

これはネットビジネスにおいての「情報発信」において
応用ができることです。

『「考える」とは、自分の中にあるデータや自分の外にあるデータを
加工しながら、結論を導き出すこと』

まさにこれが情報発信の本質になります。

ただ自分の中の情報を出してもそれは独りよがりになってしまうし、
外の情報をただ出すだけではオリジナリティは出ない。

したがって自分の中にある核の概念と、自分の外にある情報を結び付ける、
そういう作業が情報発信となります。

つまり「考える」という作業が常に伴うという事です。

核の概念と結びつけることによって自分独自の見方が加わるし、
外の情報により情報発信の「着地点」が定まって文章が完成するのです。

またこの作業を繰り返すことにより、自分の信念が磨かれ、
さらに外からの評価もいただけるようになりビジネスが洗練されていくのです。

今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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