『「自分のビジネスを持つ」とはこういうことなの。
あなたが従業員なら日中は、八時から五時まで給料をもらうために
働いているわね。 そのとき、あなたは他の誰かのビジネスに
心を砕いている。 月末に給料をもらうことを第一に働いている時、
あなたがしていることがこれなの。
でも月末に給料が手渡されたら、その給料で今度は「自分のビジネス」
を持つのよ。 つまり、自分の財務諸表をどのように管理するか
ということ。
あなたは自分の人生のCEO(最高経営責任者)なの。
「自分のビジネスを持つ」というのはつまり、
「資産を購入する」ということなのよ。
ここでの資産の定義:あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
ここでの負債の定義:あなたのポケットからお金を奪っていくもの』
(財務諸表は、実際の人生における通知表なのよ
;シャロン・レクター)
日本人が金融教育、とくに「おかね」に関する教育を受けない
ということをよく聞きます。
「汗水たらして働く」ことが尊いという昔からの思想が
深く根付いているからなのでしょうか。
私も一生懸命働くことはすごく意義のあることだと思うし、
そこに意味を見出せば自分を大きく成長させてくれるものなので
大事なことです。
でも、「お金」を活用するという視点はもっと重要に思います。
経済が右肩上がりの時は、とにかく働けば給料がどんどん増えた。
そして誰しもがある程度の満足を満たすことが出来たのです。
でも今は違います。 もう右肩上がりの経済はないです。
会社員であっても余剰資金を活用して、
お金を運用しなければいけない。
自分が稼いで、生活費を引いて残ったお金を活用しなければ
いけない時代です。
そして、消費ではなく、将来キャッシュを生み出す投資、
つまり「資産」を築いていかなければならないのです。
自分の住む家や車は「資産」ではないとシャロンは言います。
買ってからそのものの価値がどんどん下がっていくもの、
毎月の固定費が出るものの購入は、実は「負債」を
増やしていくことなのです。
お金持ちは、残ったお金でキャッシュを生み出す「資産」を築く
ということです。 そしてぜいたく品などを買うならその資産が
生み出すキャッシュで賄いましょう、ということです。
資産があれば、ぜいたく品を消費した後も、
相変わらず資産はキャッシュを生み出してくれるからです。
ファイナンシャル・リテラシーを持ち、豊かにいきたいですね。
今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。