とにかく「試して」失敗しよう
前職のとき、非常に自分を「上げてくれた」一冊の本を久々に読んでみました。
何度読んでも、何度かみ砕いても学ぶところのある素晴らしいものです。
平凡な会社員である主人公が、吹雪により空港に足止めになり、不思議な老人から人生や仕事の考え方の手ほどきを受ける、ストーリー仕立てになっている話です。
他の空港で待ちぼうけをくらったほかの会社員と同じように、イライラして空港の再開を待っているシーンから始まります。
ある垢ぬけない老人と出会い、なぜか話しやすさを覚えた彼は、自分の満たされない会社員生活を洗いざらい話すことになります。
途中で老人を席を外した時に、ある第三者が近寄ってきて、
その老人が実は有名な発明家で億万長者であることを知ります。
空港が再開されるまでの夜中の空港で、一回限りの老人の特別人生講義
が始まるのです。
その講義の言葉の中に、
「試してみることに失敗はない」
「明日は必ず今日と違う自分になる」
「偶然は発明の父」
「あるべき状態より、さらに一歩よくなろうとすること」
があります。
今までも自己啓発で色々学んできたり、起業したりしたことがある彼も、最初はありきたりと思える老人の言葉に疑心暗鬼に話を聞いています。
ただ次第に、
人生はほとんど計画通りにはいかない
目標を立てることの弊害
人のまねをしていることが成功を遠ざける
ということに納得していき、
「試してみることに失敗はない」
「明日は今日と違う自分になる」
という事を目標にし、常に、毎日自分の仕事を「改善」し続けることが成功の鍵だということを理解していきます。
そして成功した事業というのは、目標や計画が素晴らしかったわけではなく、実は偶然の産物だったということが事例に挙がります。
従業員が薬に砂糖を入れてたまたま飲んでいたことから、コカ・コーラができた話。
一稼ぎするために金鉱を掘りに行こうと、必需品を売って軍資金を得ようとしていたリーバイスは、金鉱が掘る人が丈夫なズボンが必要だったのに気づいて、売れなかった布を縫製してジーパンを作ったこと。
どれも「偶然の産物」だったという事例をこれでもかと聞かされるのです。
「偶然は発明の父」ということです。
そしてさらに常に完璧を目指すけれども、本当に完璧に思えたところから、「さらに一歩」良くなろうとすること。
「あるべき状態より、さらに一歩よくなろうとすること」
逆に完璧と思ったところがその人の限界になるので、
ここに飛躍の鍵が隠されていることを教えられます。
私がこの本を読んだとき、ちょうど会社で仕事が単調化してつまらないと、色々悩んでいた時期でした。
この本に読んだ直後、仕事の工程を再リストアップし、
次々に改善のアイデアを生み出すことができました。
(ブログ;「シンプル化」する もご参照)
この本の余白に、そのころの仕事改善メモがぎっしり敷き詰められています。
この本の老人から教えてもらったことで、私も大きなインスピレーションを受けました。
さて、ビジネスにおいて、
「小さく初めて、色々試し、数多く失敗する」
ことが極めて重要なのがわかると思います。
完璧な計画を立てるのではなく、小さい試みをたくさん行ってその中で微調整していくことが求められるのです。
そしてその小さく試すのに最適なのが、ネットビジネス、アフィリエイトなのです。
広告にしても、その他販売施策にしても、コストは限りなくゼロだからです。
試していくうちに自分もどんどん成長できるのです。
こんな素晴らしいビジネスの仕組がこれまであったでしょうか。
感じたものがある方はぜひ参加してほしいと思っています。
今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。