ビジネスの「本質」再考

会社員になりたてのころ、まだ新入社2年目くらいの時でした。 新人で外国人のまったく日本語のできない女性が入ってきたことがありました。 全部英語で説明するのがめんどくさい、仕事が忙しく、先輩や上司が女性をまったく相手をしなかったので、まだ社会人2年目の私が自主的に教育係を買ってでました。   まだ知識が未熟とはいえ、会社のシステムや仕事の基礎はある程度説明ができたので、一生懸命教えました。 社内の共有サーバーの資料も英語化し彼女が意味を理解してアクセスできるようにしました。 結果的には彼女からも感謝もされたし、私も仕事をかなり覚えることができたのです(人に教えることは自分を高めることですね)。     何が言いたいかといえば、自分が多少知っていてできることは 「それをまったく知らなくて、やったこともない人からしたら一つの価値である」 ということです。   そのころ社内ではひそひそ声が聞こえたそうです。 「未熟な仙道に何ができる」 「まったく未熟な馬鹿が新人を教えるなんてお笑いだよ」     でもそのあとも私は別の状況で、同じやり方で、私よりも「初心者」に、私の知っていることを教えて仲間を増やしながら、存分に成長ができたのです。     いま思い返してみるとこれはビジネスの本質なんですよ。 アウトソーシングなんかまさにそうでしょう。 コールセンターや経理などを外の業者に任せること。 顧客側から見ると、自分で何もかもやるより外の専門家に任せたほうが早いし、メリットがある。 提供側からすれば、【専門性】という自分が人よりできること、を「価値」として提供しているわけです。     「知識を得て、経験してできるようになったことを、人に価値として提供する」 まさに情報ビジネスの本質になります。   そしてその価値の連鎖を【仕組】で構築できたとき、レバレッジの聞いたすごいビジネスを展開することができるのです。   ⇒知識を仕入れる ⇒実践(自分の価値となる・・・在庫) ⇒それを顧客に伝える(収益化) ⇒それを自動化する(連続化) ⇒上記の事を繰り返し実践する   すごいビジネスだと思いませんか?     今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。

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