小さいころから「失敗するな」という教えが至る所にありました。
両親からの教え、先生からの教え、学業というシステムからの教え。
もちろん、愛情あってのこともあると思いますが、
その結果、たちは極端に失敗を恐れる体質になっていると思います。
学校でもそうではないでしょうか。
100点からの減点法で、いかに失敗を少なく、
先生が意図した問題を正確に解いていくか。
この競争は人によっては大学まで続きます。
いかに失敗なく、世間でよいとされる大学に入るか、
が一つの価値のように教えらえるのです。
会社に入ってからもこれが続くことがあります。
私も営業時代こんなことを聞きました。
回収が焦げ付いた客先をとってきた営業マンは、
会社の裏の評価で×をつけられるそうです。
そして将来その会社の幹部候補にはなれない、
と管理部の物知りから聞きました。
日本社会は失敗にとてつもなく厳しいのです。
スモールビジネスや投資に経営者として携わるになると、
「失敗こそ成功の種」 ということを身に染みて感じます。
もちろん致命的な失敗はだめですが、
小さな失敗はむしろいっぱいしたほうがよい。
その小さな失敗を繰り返すからこそ、
そこからフィードバックを得て、自分を軌道修正できるのですよね。
そもそもビジネスに絶対なる正解はないのですから、
失敗の中で自分なりの成功を見つけていくといった感じです。
つまりビジネスの世界、とくに自分でビジネスを持つと
学校教育とはまったく逆さまの思考をしなくては
実は成功できないということです。
自分の価値観を変えて、小さな失敗を奨励しましょう。
今日も成功をお祈りしています、お読みくださり感謝します。