まずは「模倣」から
大学生のころ、さまざまな本を読みました。
(今でも読んでいますが、やはりビジネス寄りです)
そのころ将棋やビリヤードなどの勝負事を好んでいましたので、
勝負観に関する本はかなり読みました。
ジャンルは問わず、球技全般、漫才、合気道。
さらに勝負ではないですが、そのストイックなマインドが共通する職人の世界観の本。例えば歴史建築物を作る職人などがそうです。
特にその人物にフォーカスし、その人の物事の捉え方、さらに練習・試合に対する考え方、日ごろ付き合っている人の感じを掴んでいきます。
最初は「その人になりきるつもり」ですべてを模倣するくらいまでイメージを近づけて行動していきます。
私の場合は特にマインド部分がすごく参考になったので、
そういった達人の「日ごろの時間の使い方」に大きな影響を受けました。
そういう人たちは、日々動きに「無駄がない」です。
自分のフォーカスしていること以外は一切無視するといっていいほど、1つのことにのめりこんでいます。
私も影響を受けて、そのころから今でも続けている習慣で、
一人の移動時間で手が空いた時にぼーっとしていることはないです。
必ず音声を聞いて思考しているか、何か文章を読んでいると思います。
電車や飛行機に乗って、同じ車両にこういう人がいたという記憶はずっとありません。
そういったいわゆるロールモデルを10人くらい作っていくと、
それはそういう人たちの「共通点を学ぶ」という事でもありますが、合わさって自分の「オリジナリティー」を築くことが出来ます。
今風でいえば自分の「キャラが立つ」という事でもあります。
周りで聞いているとこうしたことをやっている人は意外と少ないので、何か自分のキャラを立てたいと思っている人はぜひやってみてほしいと思います。
もちろん、モデルがリアルな人で身近にいればよいのですが、
ロールモデルになる人程の方と、四六時中そばにいたり、話を聞いたりするのはふつうは難しいので、私のように「本」の中にロールモデルを求めるのがお勧めではあります。
本であれば故人に焦点をあてることも可能です。
ネットビジネス、アフィリエイトにおいてもこういう概念がとても重要です。
情報発信とは自分自身が「広告塔」なのですから、キャラがなければ人は注目してくれません。
ただ現在の素の自分でいきなり言っても、注目を集めるのはなかなか難しい。
だから強烈な個性をインストールし、自分のものにしていく必要があるのです。
そのための最初のアクションと認識していただければと思います。
今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。