「自分ブランド」を築く
『私のセミナー「パーソナルブランドのつくり方」では、
「パーソナルブランドステートメントをつくる」というノウハウを紹介しています。
以下のフォーマットに沿って、3つの質問に答えていくことでステートメントができてしますのです。
ちなみに、「ステートメント」とは、自分が何者であるかを言語化したもののことです。
実際に紹介しましょう。
STEP1 理想の顧客はだれか?→学び好き、向上心旺盛な起業家
STEP2 提供する商品やサービスは何か?→セミナー
STEP3 それによって顧客が手に入れるものは何か?→自分本来の価値に気づき、自分らしい成功を手に入れられる
STEP4 最後にSTEP1~STEP3までを一つの文章にする
→すると、次のようなステートメントができあがります。
「私、○○は、セミナーを通じて、学び好き、向上心旺盛な起業家の自分らしい成功の実現をサポートする専門化です」
このように、型に入れるだけで、その場で簡単にステートメントが完成してしまうフォーマットは、受講生の喜びも大きく、完成したステートメントをその後も使い続けてくれる人が多いのです。』
(セミナー講師の伝える技術;立石剛)
文字を書くことをを職業にする人も非常に参考になるノウハウです。
読者・顧客が即使えるノウハウをセミナー上で展開する。
私たちも文章を通して同じことを行っているのですよね。
すべての人がそうではないですが、例えば会社員としての職歴が長いと、こういうパーソナルブランドというとらえ方が希薄だったりすることが多いように思います。
日常に埋没して、感性が悪くなるということです。
以前、転職を前にしたある一流企業の部長さん話を聞いてびっくりしたことがあります。
転職コンサルタントがその部長さんのキャリアを棚卸するため、色々な質問をしていったのですが。。
以下、部長さんと転職コンサルタントのやり取りです。
「自分の職歴を簡単に自己紹介していただけますか」
「○○会社に通算30年勤め、そのうち部長を5年やっていました。部下が数百人いました。」
「なるほど。。」
「自分の好きなことを紹介してもらえますか?」
「休みの日かな。」
「そういうものではなくて、何か活動とか、好きなものとかありますか?」
「うーん。。。焼肉。」
「。。。」
信じがたいですが、実際に知り合いの人に聞いた本当の話です。
ここまでは極端にしても、同じリズムで会社員生活を繰り返していると、自分というものが消えてしまうことが往々にしてあります。
程度はあるにしても、私自身も含め、笑えない話かなとは思います。
私もそうならないよう、会社員でも色々経験をして感性を落とさないようにしようと誓った記憶があります。
海外の方々と交流する時、日本のビジネスマンは仕事以外の話題が少ないということを言われることがあります。
若いころから、中年までは会社三昧。
仕事の他はといえば飲み会とゴルフ、付き合いは同じ会社や業界の人間ばかり。
晩年になると健康と孫の話題ばかりになって、それはそれでいいとは思うのですが、海外の人が自国の歴史や文学の話題をするのに、ついていけない、対抗する話題がないということです。
そういったことにならないためには、最初に紹介した自分は何者であるか、パーソナルブランドを確立できるよう日々の感度を上げていくことが重要に思います。
ネットビジネスは、まさにパーソナルブランドを築いていくビジネスです。
・人と違う視点をもち役に立つ情報を発信する
・「あなただからお願いしたい」とクライアントに行ってもらえる存在になる
・人を導いていける指導的存在になる
このビジネスを洗練させていくことは、そういったことを高めていくことです。
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今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。