「Question」ありき
『良い質問とは、現在の答えに挑むものだ。
良い質問とは、ひとたび聞くとすぐに答えが知りたくなるが、その質問を聞くまではそれについて考えてもみなかったようなものだ。
良い質問とは、思考の新しい領域を作り出すものだ。
良い質問とは、その答えの枠組み自体を変えてしまうものだ。
良い質問とは、化学やテクノロジーやアートや政治やビジネスにおける
イノベーションの種になるものだ。
良い質問とは、探針であり、「もし~だったら」というシナリオを調べるものだ。
良い質問とは、ばかげたものでも答えが明白なものでもなく、知られていることと知られていないことの狭間にあるものだ。
良い質問とは、予想もしない質問だ。
良い質問とは、教養のある人の証だ。
良い質問とは、さらにほかの質問をたくさん生み出すものだ。
良い質問とは、マシンが最後までできないかもしれなものだ。
良い質問とは、人間だからこそできるものだ。』
(インターネットの次に来るもの、未来を決める12の法則
11章 クエスチョニング;ケヴィン・ケリー)
AI(人工知能)が発達するにつれ、今まで人間の行ってきた行為が置き換わるようになります。
ほとんどの人間の行動が人工知能によって、簡略化・最適化されていくことです。
Becoming/Cognifying/Flowing/Screening/Accessing/Sharing/Filtering/Remixing/Interacting/Tracking/Questioning/Beginning…
そして最後に残る概念がQuestioning(質問すること)ではないでしょうか。
質問は、人間だからこそできるものであり、その物事の方向性を決める
クリエイティブな行為であるからです。
この本の文中には「100個の回答の価値を、ひとつの希少な質問の価値が上回る」
とあります。
なぜその疑問に至ったのか?
それをやる意味は何なのか?
世の中のためになるどんな価値を生み出すのか?
どんなに機械で概念が簡略化・最適化したとしても、
そのものをやる意味、価値の定義をするのはどこまでいっても
人間ではないでしょうか。
ネットビジネス、アフィリエイトにおいて考えてみましょう。
一人の起業家として、ビジネスの方向性、やり方をすべて決めることができる。
集客、情報提供、販売などのプロセスにおけるルーチンは、
インターネットの利点を使い倒します。
ただ常にクエスチョンを自分自身でもちつづけなければいけないと思います。
それをやる意味は何なのか?
世の中のためになるどんな価値を生み出すのか?
それらがある限り、本質を見失うことなくビジネスを遂行できるでしょう。
今日も成功を祈ります、お読みくださり感謝します。