先日少し年配の方々と一緒に食事したときに、
その方々がしきりに手持ち株の下落の話をしていました。
退職金で投資した株が調子が悪い。。
そのメンバーとは何回か食事に行っているので、
私はよく、
「どれくらい下落したのですか?
大幅に下落したときは買い時ですよ。」
と言うのですがほとんどの場合話が通じません。
当たり前の、投資の王道なのですが、安いときは買い時という事ですよね。
逆に上がり続けているときには手が出ない、手が出せないというのが王道のロジックです。
少しまとまった資金が必要で、今すぐ利益を確定させる必要があるなら、
下落がショックなのは一部理解出来ます。
しかしほとんどの人が単に株価の上下に一喜一憂しているように思います。
王道の投資法は「ポートフォリオ(資産配分)」投資だと考えています。
あらかじめ投資する対象(株、債権など)の目標配分を決めて置き、
定期的に市場の動向による金融商品の価格変動分を買ったり、売ったりして
目標配分をキープすることです。
そうすれば感覚とかではなく、整然としたロジックで「安く買い高く売る」ことを
淡々と実行できるからです。
またそのような投資法では市場動向以外の不確定要素の多い、個別企業への投資を避けます。
経済(市場)全体の指数に変動するETFなどを中心に買っておけば、
その市場の成長に合わせた取り分を着実に増やすことが出来るからです。
(銘柄の入れ替えなどが少ない手数料の少ないものがよいです)
このやり方だと派手なことはしないし、
やることと言えばポートフォリオを調整する作業なので、
地味な作業を淡々とやり続けることができるか(言うなれば投資ポリシーを
愚直に守り切ることができるか)が勝負になります。
最終的な長期リターンの獲得が大目標となります。
そう実は、あまりやる(考える)ことは多くないのですよね。
自分でコントロールできないことに一喜一憂せず、
堂々と王道を歩いていきたいです。
今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。