雰囲気の正体

先日ギタリスト同士が語り合う番組でこんなことを言っていて、
すごく共感しました。

「音楽にはウソが含まれない、というか含むことができない。
音を出せばその人がそのまま出る。ごまかしがきかない。」

「Am/Dmなどマイナーコードなら悲しいという感覚・雰囲気があって、
これは世界共通言語になっている。
これは学校で教わる云々ではなく、コードを知ってその雰囲気が分かれば
だれでも感じられるようなことである。」

そして逆に通常の言葉(会話)の中にはウソ、ごかましのような部分が常にあって、
それがトラブルのもとになったりする。

Face to faceでの音楽のセッションは相手がそのまま見える
コミュニケーションなのだと。


確かに思い返してみて、私の青春時代にはまったあるバンドの音楽性、歌詞の共感性、
そしてバンド全体が生み出す透明感みたいものは、そのバンドマンたちそのものを
反映していました。

また私の好きなある歌い手は、どんな曲を歌っても「その人の歌」にしてしまうような
人で、その裏にあるのはボーカルの技術だけでなく、
多分な感情を理解できる繊細なその人のパーソナリティなのかなとも感じます。

そしてそれらが音楽を通してぱっと外に出る(出てしまう)のですね。

 


我々に落とし込んで考えてみても、よく、

「40を過ぎたら顔が履歴書」

と言われるように、今までの人間性が顔にでるものかなと感じます。

物事を素直な心で見つめ真実を述べていくこと
権威にへつらうことなく、時には皆の反対に行くことを恐れない勇気をもつこと

そんな正攻法を貫き、すがすがしく生きていきたい、またそういうものが自然に
でたらいいなと思いました。


今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。

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