今朝ある本からヒントをもらいました。
「皆、自分の人生を自分で支配する権利をもっているのに、
それを自分で邪魔していないだろうか?」
自身が邪魔をしてしまう行為として次のようなものを挙げています。
・世間が評価するからと言って、自分に適さないものを選ぶ
・外の世界に答えがあると思って探し続ける
・自分を過大評価する、理想の自分を作り上げる
これらを意識していくと、自分の「オリジナリティー」を持つことのヒントに
繋がると思います。
世間を見て相対的な位置を把握はしつつも、それに迎合することなく、
自分の信念を貫いていくような姿勢をもっていくことだからです。
そして常に等身大の自分を客観的に見ておくこと。
これについてイメージが浮かんだある故人の落語家がいます。
彼は「オリジナリティー」あふれる落語家で、コメント、落語、立ち振る舞い、
どれをみても常に「彼自身」ということが前面に現れています。
そ当時の関西の売れっ子落語家に対して、こんなコメントをしていたことを覚えています。
「あなたは(観客が)笑っているということ『だけ』で上手くいっているということを判断しているよね。
でも本当は、落語の世界の中でこういうところを攻めていて、こういう基準で
自分がやっているというのを持っていたほうがいいよ。
そうでないと、だたウケなくなっただけで、自分が違う(間違った)事をやっていたのかな、
と迷ってしまうから。」
世間も自分もすごく客観的にみているのだなと思いました。
表面的にはぶっきらぼうなことを言って世間からは批判されていることもありましたが、
芯にはすごく冷静な目があって、まさに「落語論」をもっている方でしたね。
戻りますが、まさに私たちの人生論にも当てはめることが出来ると言えるでしょう。
日ごろを振り返ってみて、
・世間が評価するからと言って、自分に適さないものを選ぶ
・外の世界に答えがあると思って探し続ける
・自分を過大評価する、理想の自分を作り上げる
様々な情報があふれる現代で、
こんなことをして真の自分を見失っていないか顧みてみたいです。
今日も成功を祈ります、お読みくださり心より感謝します。